勉強になった1日!!
シルバーウィーク明けの本日は、平成26年度の『決算連合審査』の最終日として…『特別会計』の審査が行われました。
特別会計とは…国および地方公共団体で、一般会計と区分して設けられた会計のことです。独立した会計によって運営されるほうが、より効率的に運営され、より明確に財政状況が把握される場合に設置されます。牧之原市では「国民健康保険」「後期高齢者医療特別」「介護保険」「土地取得」「農業集落排水事業」「水道事業」の6つです。
私は、ただでさえ文系で数字には弱いのに…保険や介護などはこの2年間は門外漢だった『文教厚生委員会』の所管。。さらに難解な専門用語と経理や簿記の知識も必要とされるとあって…担当課の説明を聞いて、理解できなかったり、疑問に思ったりしたことを「何をどう聞けばいいのか??」と困ってしまうほど、大変な審査でした。
やはりこういう時には、かつて民間金融機関や役場でバリバリ活躍されていた同僚議員の的を得た鋭い質問を黙って、拝聴しているに限ります! 今までに増して、いろいろな意味で勉強になりました。それでも、私も最後の最後の水道事業会計の最後に手を挙げて以下の質疑させていただきました。
「先ほどの同僚議員への答弁の中で、昨年度の有収率は約79%…つまり、水道水の20%以上が漏水などで途中でなくなってしまったそうだが…この数字は年々悪化しているのか? また8月末からの直下型の群発地震のような局地的な災害の場合、7月に市が大阪の企業と結んだ『水道管の優先供給協定』は対応されるのか?」という質問です。
答弁は…「有収率は、毎年だいたい80%程度。昨年は細江地区など2カ所で大規模な漏水があった。水道管は工事後、きれいな水で洗浄する必要があり、その割合が約5%を占めている」「大規模災害だけでなく、局地的な災害時にも水道管などの資材は、優先的に供給してくれる約束になっている」とのことでした。 ほっとしました!
夜には、総合健康福祉センターさざんかで開催された『平成27年度 男(ひと)と女(ひと)のフォーラム』にお邪魔しました。牧之原市女性団体連絡協議会が毎年主催している人の絆や人間関係の大切さを再確認するための講演会です。今回のテーマは…今、日本全国で注目されている…牧之原市が市民との対話によって策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」がでした。
『気楽に楽しく 中身濃く』をモットーに、決して眠くならない講座(笑)…で有名な…会議ファシリテーター普及協会の釘山健一代表&小野寺郷子副代表と…お2人の一番弟子を自任する我が市の西原市長が、講師でした。
実は私、2年前に市議になる前から、前職で釘山・小野寺さんと親しくさせていただいていたので…このお三方の話術の巧みさや聴衆を引きつける求心力や説得力には、以前から感服していました。普通は退屈なこの種のフォーラムですが…真面目なテーマなのに、笑いが絶えない漫談のようでした!
とっつきにくい話、、難しいテーマもこういう楽しい雰囲気で、ざっくばらんに語り合うことで市民の理解も協力も格段に進むということをあらためて実感しました!!
いろんな意味でとても勉強になった1日となりました!!