合同水難救助総合訓練
「平成27年度合同水難救助総合訓練」が、地頭方海浜公園を舞台に行われました。
「静岡市」「島田市」「吉田町牧之原市広域施設」「牧之原市相良」の4つの消防本部の9部隊<指揮隊(×2)、救助隊(×2)、水難隊(×3)、航空隊、消防隊>が参加しました。
いまだに、ご存じでない方も多いでしょうが…来年4月から『静岡地域消防救急広域化』により、牧之原市の関わる2つの消防本部は、島田市、川根本町の消防本部・組織とともに、県都・静岡市の消防本部の傘下に入り、一元化されます!
詳しくは…⇒ こちら!!!
各市町の全ての「119番通報」や「災害関連情報」は、静岡市駿河区の指令センターに集約されてから、各消防署に出動指示が届くわけです。牧之原市の消防署員は、来年から「静岡市職員」となるのです。本日はそれを見越しての合同訓練だったのです。総合訓練は、見事に統率がとれていて、とても見応えがありました。
静岡市のヘリポートから同市の防災ヘリ「カワセミ」が時速260㌔の巡航スピードで出動すると…わずか10分で牧之原市最南端の地頭方海岸まで到着しました。これまでさまざまなメリットとデメリットが俎上に上ってきた消防救急広域化ですが…静岡市の最新ヘリを使えるようになったことで、牧之原市の海難救助体制は、飛躍的に向上したことは間違いありません!