公民館活動発表会
前日の冷たい雨から一変、本日は今年一番の暖かさとなりました。出勤前に満開になった庭の河津桜を眺めると「ブーン」という重低音が聞こえてきました。たくさんの蜜蜂が、せわしなく花から花へと飛び回っていたのでした。
去年、現在父が住んでいる離れの外壁の中の巨大な巣から、ある日突然みんな消えてしまって…。とっても心配していたのですが…帰ってきてくれました。みんな一緒に、どこかで冬を越していたようです。季節は巡り、また春が来ました。何も変わらない心安らぐ光景の中に、天国に行ってしまった母だけがいない…ちょっと寂しい我が家です。
さて今朝は、相良庁舎4階の会議室2で、前日提出した「一般質問通告書」に対する「事前ヒアリング」がありました。以前も1度書きましたが、各議員が通告した質問に関連する役所の部課の担当者によるいわば「事情聴取」です。当局にとっては、質問者が「どういった意図、趣旨からの質問なのか? 何をどう答えてほしいのか?」ということを探り出す機会です。
一方、質問する議員側にとっては「こんなことを聞きたいから、こういう資料やデータを準備してね?」という依頼の場となります。お互いの腹の探り合いですから、どちらにもメリット、デメリットがあります。国会でも、県会でも多かれ少なかれ、存在する制度です。やりすぎると議場での討論が「茶番劇」になってしまいますが、活発な討論と実りある回答を引き出すためには、大切な話し合いだと私は思います。
市長の答弁の原案を作成したり、時には代わって答弁に立ってくれる担当者のみなさんに、当日いきなり突拍子もない質問を投げかけて困惑させることは本意ではないので…かなり突っ込んだ事前説明をしてしまいました。
夕方からは相良公民館で「平成25年度 第35回牧之原市区公民館活動研修会」に出席しました。第2次大戦後から「生涯学習の中核」「地域づくりの拠点」「地域住民の学びあい、助け合うための情報提供の場」である公民館で、市内の各区のみなさんがどうのような活動を行っているのかという発表でした。
19区の自治会公民館と3つの公立公民館を持つ旧相良町地区と、5区内のそれぞれの町内会の公民館での活動が主の旧榛原町地区では、「公民館」を支える組織形態も活動内容も異なりますが、地域力向上や相互の親睦や団結力強化という目的は同じです。今回は、「東萩間区」「波津区第3ブロック」。。そして、私の地元の「静波区」の代表がプロジェクターを駆使して詳しい報告を行ってくださいました。
東日本大震災から3年を迎え、東海・東南海・南海トラフ3連動の巨大地震が想定される本市にあって、今後も公民館と各自治会の果たす役割と重要性をあらためて認識しました。
1つだけ残念なことは、市議会議員の出席がわずか7人だったことです。地域の行事を支え、安全を守る各区のリーダーが一堂に会する会議をもっともっと重要視するべきだと思います。