地域医療勉強会
今日は、榛原文化センターで開かれた牧之原市、吉田町、榛原医師会主催の『地域医療勉強会』に行きました。
市が音頭をとって『地域の保険・医療・福祉の現状を共有し、その課題と解決策を探り、情勢の変化に的確に対応するため』に今回初めて、勉強会を榛原総合病院の構成市町の吉田町と開催したのだそうです。
地域のさまざまな団体や組織の代表者48人が集まり、7つのグループに分かれてのワークショップ形式で、活発に意見を出し合っていました。西原市長がファシリテーター(進行役)として大活躍。吉田町の田村町長は、オブザーバーとして参加されていました。
一昨日の「NEXTまきのはら」の時のように、こういった市が企画する住民参加の会議には、市議会議員は参加者としては、招待されないのが通例ですが…今回は、議会の「文教厚生委員会」所属の新人議員4人が会議のメンバーとして加わっていました。
「総務建設委員会」所属の私は、市役所職員の友人から事前に情報を聞き、見学者のつもりで訪れたわけですが、当初は友人の配慮で参加名簿に名前が載っておりました。しかし、この会議の開催が公式には「文教厚生委員会内でしか告知されていなかった」こともあり、参加の方は辞退させていただきました。開催を知らされていなかった他の総務建設委員に気を遣ったということもありますが、私はこういう会議には、むしろ見学者の立場でいたかったからでした。
長方形の並べた机にずらりと並んだ参加者が、順番に挨拶し、一部の希望者が手を挙げて発言するという一般的な会議とは違い、お茶やコーヒー、お菓子を自由に飲んだり食べたりしながら、参加者全員がざっくばらんに語り合うワークショップは、参加者の意見交換や合意形成には、とても有意義な方式です。ただ、みんなが自分の意見を言い放しにしたままで終わってしまったり、逆にその場の雰囲気で全員が1つの方向性に同意した気になってしまうという危険性もあります。
そういったメリット、デメリットを客観的に観察し、冷静に自分の意見をまとめたり、議会活動に生かしていきたいと思っています。