大晦日のラジオ出演!
「けんじ史上空前」ともいえる激動の2013年の最後の最後の日に、なんとラジオに出させていただきました。FM島田(76.5MHz)の「昼ドキ!聴かにゃ~RADIO」という番組で、キャスターを務めている牧之原市のR・Hさんからのリクエストに応え、約10分間も電話で出演いたしました。
「志太・榛原地域で、いろんなことに頑張っている人」(←かなり強引なくくりですが…)から「『お薦めの本』を紹介してもらう」というコーナーで、この私が口にしたのは…「原発ホワイトアウト」(若杉冽著・講談社)でした。
霞が関の現役官僚の著者が、直接&間接的に見聞きして入手した「事実」を元に書いたという今年後半の大ベストセラーです。「政財界がこぞって策を巡らして再稼働させた原発が、今度は震災ではなく、テロによってメルトダウンを起こす」という衝撃的な小説です。
ほぼ全域が浜岡原発の30キロ圏内というこの地域の新人政治家が、あえて取り上げるにはあまりにもチャレンジャーな本なわけですが…。1年の締めとなる放送に招待された「特別ゲスト」(自称)として、どうしても避けては通れない、避けてはいけない話題だと思ってしまったわけでした。
私の信念として、政治家はあらゆる手段で情報を集め、自分の中で咀嚼して発信し、さまざまな立場の有権者の意見や主張を聞いた上で、責任を持って決断&実行すべきだと考えています。12月20日の浜岡原発視察の際のブログ同様、この本は市民が原発問題への関心を深めるための1つの好材料になると思いました。
現代の複雑な社会では、各人がそれぞれの理想や正論を100%追求して、妥協せずに徹底的に主張し続けると、ものごとはいつまでたってもまったく動きません。議論も政治も、まさに最後の「落としどころ」が大切なわけですが、そのサジ加減が人によっても、グループによっても全然違うから難しいのです。
私は、理想は理想として「究極の目標」に掲げつつ、多くの人との対話や話し合いを通じて、少しずつでも現実を良い方向に変えていければ…と願っています。
(静岡市番町市民活動センターの副センター長だった2012年9月のラジオ出演時の雄姿?)
ところで、ラジオって楽しいですよね? 新聞記者時代は何度も、タレントや選手の収録や生放送に立ち合いました。そして、前職時代は静岡市内でスタジオ出演を果たしていますが、生放送の緊張感、昂揚感はたまらなかったです。
昔からビジュアルにまったく自信がないので、ずっと文章の世界にこだわってきた私ですけど…ラジオなら「アリ」かも? 新年からは自分でどんどんアピールしていきましょうかね? マキノハラTVの西原市長の人気番組「シゲちゃんねる」に対抗してww「けんじいラジオ」なんていう番組つくってくれるコミュニティーラジオ、どこかにないですかねえ?
以上、2013年最後の「妄想」でした!