日本ウミガメ会議
牧之原市の相良総合センターい~らで、本日から24日まで「第24回日本ウミガメ会議」が開催されています。(・∀・)
世界のウミガメの産卵場所の北限である我が牧之原市では初めての開催だそうです。これはひとえにわが市で長年、ウミガメの観察&保護活動に尽力されているカメハメハ王国のみなさんのおかげです。一昨年と昨年の夏にはうちの一家も観察ツアーに参加させていただきました。
フロリダ州立魚類野生生物研究所のブレアー・ウェザリントン博士の特別講演『ウミガメの視点から見た砂浜』を拝聴いたしましたが、日本の南半分から集まった日本ウミガメ協議会のみなさんによる専門的かつ学術的な会議でありました。
<おととし7月のウミガメ観察会で産卵巣の写真を撮る次男>
海岸の浸食にさらされている地元・牧之原の新米の市会議員として、博士に「今のわが市の海岸の現状をどう思われましたか?」と尋ねたところ…「本日、興味深く見学させていただきましたが、この市の海岸線がウミガメにとって良い産卵地なのかは……ウミガメに聞いて、みなければ、分かりません!!」ということでした。。ヽ(´ー`)ノ
私はウミガメ語を話しませんwwので、「では先生から見て、理想の砂浜とはなんですか?」と尋ねました。「海岸線が明るくなくて、かなりの傾斜のある砂丘があって、その先に植生がある海岸です」とのお答えでした。
「そんな海岸はどうやったら維持できますか?」と畳み掛けると…「工学的観点と生物学的観点がリンクするべきかと思います。つまり、大きな基礎工事を施し、その上に砂を盛って、人工の砂丘をつくったらいいと思います」。。。。大変参考になりました!(・ω・)
いつかきっと、牧之原の長い海岸線を今以上の「ウミガメの楽園」にできたらいいな。。。。本当にそう思っています。